「優しい」という言葉について考えてみた。優しいとは、人を憂うと書く。憂うとはどういう意味なのか?人を思いやったり、気にかけたり、または一緒に悩んであげたり、そういった意味である。そんな人が、優しい人であると考える。そして、優しいという字は、もう一つ読み方がある。そう、「優れる」(すぐれる)。学歴であったり、何かに突出したり、そういうことも確かに大事かもしれない。でも本当に優れた人は、人を思いやったりすることができる、真に優しい人のことを言うのではないだろうか。だから「優しい」心のままで、真に「優れた」人間であることを誇りに思って、生きていって欲しいと心からの願いが込められていると思う。
アウル通信