ライフヒストリーのススメ
昨日、学生さんに、自分のお爺さん、お婆さんの物語を書いてもらったという投稿のつづきです^ ^
アウルには、「ライフヒストリー」という、これまで生きてきた、暮らしの一端を知るために創ったシートがあります^ ^
このシートは、より一人の人としての理解を深めるために、入居前にご家族の皆さんにお願いして書いていただく、入居前の七つ道具のひとつです。
授業では、「人を知る」をテーマに、人としての理解を深めるためにこのライフヒストリーを使って、何かできないかと考えて思いついたことが、「自分のお婆さんのことを知ろう」でした^ ^
ライフヒストリーを元に、自分のお婆さんのことを根掘り葉掘り聞いてもらい、シートに書いてくることを宿題にし、次回は自分のお婆さんのことをシェアしてもらおうと考えていました^ ^
ただ、この情報を聞いて集めて書き込んで、単純に情報をシェアしても深まらんなぁ〜と思い、そこで思いついたのが物語の創作でした^ ^
だから、行き当たりばったりの思いつきな授業なんです^ ^(笑)
人には、人それぞれに物語があります^ ^
学生さんに、君たちも20年生きてきた物語があるのと同じように、君たちのお爺さんやお婆さんにも70年、80年、90年という物語があるということで、そのことを意識してもらう機会を持ってみました^ ^
単純な生活歴のアセスメントや情報収集じゃないということを感じてもらいました^ ^
短い時間でしたが、お爺さんやお婆さんのことに思いを馳せながら、一所懸命に書いてました^ ^
その後、自分が書いた物語を仲間同士、自分の言葉に出して語ってもらいました^ ^
君たちはクリエイターであり^ ^
時に芸術家なの^ ^
そして、創造主であることを伝えました^ ^
こんなことを書くとなんか宗教っぽいけど、本当のことだから仕方がないもんね^ ^
大切なことは
人として
生きてきた姿が尊ばれるということ
生きている姿に関心が向けられるということ
そして
生きてゆく姿そのものの創造に役立てるということなんだと思う^ ^
これはすべての人間関係に当てはまると思うな^ ^
Naoto