アウル通信　第101号

　今年も残すところあと僅かとなりました。
　今年も皆様方には大変お世話になりました。この紙面をお借りして心よりお礼申し上げます。
　さて、今年一年間それぞれが「がんばった」年でもあるでしょう。
　この「がんばる」、最近ではあまりよく思われていない言葉として取り上げられますが、私は好きな言葉です。よく例としてあげられるのは「がんばれがんばれって、がんばっている人にがんばれって言うのは酷だ」とか「これ以上どうがんばれって言うのさ」とか「がんばらない介護」とか「あんまりがんばるんでない」とか様々な言われ方をしているようです。
　しかし、どうも合点がいかない私は偏屈なのか辞書で調べてみました。
確かに『頑張る』では、①我意を張り通す。②どこまでも忍耐して努力する。③ある場所を占めて動かない、という意味でした。ただその右横に『眼張る』という言葉もある事を知りました。読み方はまったく同じく「がんばる」です。意味は。目をつける。見張る。目を見開く、といったものでした。
　目を見開いて物事を捉え行動するという意味にとして捉える事ができたら、『がんばる』も捨てたものではないなと思いました。つまり心の持ちようひとつでその捉え方が変化することを柔軟に感じることなのだと思いました。
是非、残りの数日間『がんばりましょう』（目を見開いてしっかり見よう）ではありませんか。
　一年間本当にありがとうございました。
来年も皆様にとって素敵な一年になりますよう心よりお祈り致します。
良いお年を！

感謝