私は、昨年50歳を迎えました。この年齢になって、最近感じる事があります。それは、自分のしてきたことが、自分に還ってくるとでも言いましょうか、今まで行ってきた物事や言動の善し悪しも含めて、今まさに還って来ていると感じているのです。
 多分、それは今まで意識していなかっただけで、様々な出来事を通してずっとそう知らされていたに違いないなと感じるのです。
 若い頃は、まっしぐらですから、そんな事を気にかける事すらなかったというのが本当でしょう。若しくは、怠け癖がそう感じさせなかったのかもしれません。過去には、会社や上司に仕えていた身でしたので、会社や上司からの自分への待遇に不平不満を感じ、憤りを覚え、陰口を叩いていた小心者です。若いうちはそれでいいのだと思うのです。その経験の繰り返しで物事の訳が解り、成熟してゆき、自分のしていることの意味や意義の大切さを感じる時期が来るのだと思うのです。うまくは言えませんが、最近部下を叱りつけた後に、そのように感じました。彼らは、再び私との関係で何かを感じ、成長していくのでしょう。私は厳しさを与えます。その中でどう感じるか、どう仕事をしてゆくかは、彼ら次第だと言う事を既に私は知っているのです。
 私は、まだまだ若輩で、まだまだ半熟です。それでも、この年齢になってそう感じるということは、何かの知らせなのだと肝に銘じて生きてゆくことにします。
感謝

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