今日も毎年恒例の『餅つき』を行いました。オープンしてから毎年欠かさず来てくれていますので、かれこれ12年回目の『餅つき』になります。近所のおじさん達(正式名称は『元町昭和クラブ』会長武藤さん)が、おせっかい(良い意味で)に『餅つき』を入居されている皆さんにお見せしたい!こちらとしては、願ってもないことで、即お引き受けしました。そんな、想いから実現した催し物です。
今、生活支援を積極的に「そそり」を用意し「そそって」いますが、『餅つき』も「そそり」の環境のひとつになるのです。おじさん達が餅を突き出すと、今は亡き入居者のお一人が「じゃぁ、俺もつく!」と杵を持ち、餅をつきだす場面もありました。
 「餅つき」はひとつのイベントにすぎませんが、その季節ならではの出来事や環境があることで、彼らが意欲を引き出し、生きている実感を自らの意思で感じる事ができていることが素晴らしいことだと思います。
 例え『認知症』があっても『人』としての尊厳を守る支援と環境が大切であると、あらためて実感しています。
 では、今月も『一日一笑!』でお過ごし下さい。そして、良いお年をお迎え下さい。

ありがとうございました。

感謝

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