アウル通信　第123号

この間、あるコマーシャルを見ました。
なんのコマーシャルだったかは解らないのですが、とても印象に残りましたのでご紹介します。

ある居酒屋でお場面です。そこで働く若い女性が何人かいます。
そのひとりの女性店員がお客さんとふざけてはしゃいでいます。
ずっとお客さんと楽しそうに話し続けているわけです。
たまりかけた、他の女性店員が店長に「後で注意しておきます！」と言うと
店長が「いいんだ。あれがあいつの役目だ」と笑顔でひと言。

なまらかっこいいでしょう。
人には、それぞれに役目があります。
多分お客さんとふざけているとしか、同僚には映らないでしょうね。
それは仕事をしていないという評価になって、次第にダメな人となってゆくのでしょう。
しかし、この店長は違っていました。
別に崇高な思想があるわけでもないでしょう。でも彼女のお陰でお客さんは愉快にお酒が飲め
る訳で、また来ようと思うかもしれません。
私達はパズルのピースなようなもので、それぞれに形は違います。
そして、それぞれになくてはならなものです。
それぞれに自分の居場所におさまった時に、ひとつの絵ができあがるのでしょう。
そのことを全体が理解できた時、本当の意味でのチームができるのでしょうね。
そこまで行けたらかっこいいですね。

感謝