皆さんは、子どもの頃嫌いだった食べ物とかありませんでしたか?
私は、人参とかピーマンとかそんな一般的な類いの食べ物が嫌いでした。しかし、最近ふと思うのですが、今は「食べれてるじゃん!」。
子どもの頃、苦手だった事が今では逆に好きであったり、出来なかったことが今では出来ていたり、そんな経験をしているのです。
子どもの頃、本を読むのが苦手というか嫌いでした。字がギッシリと詰まっていて、さらに漢字が多い本は開いた瞬間に閉じていました。それは今でも変わりありませんが、本を読む事自体は苦ではなくなっています。そのかわりすぐに寝てしまいます。
昔、当たり前のように好きだったり嫌いだったりしていた事が、時間が経過して色々な経験を通して変わっていることに気づく時があるのです。
甘い物が苦手だった人が今では大好物であったり、風呂好きだった人が 今は大嫌いとか、炭酸飲料水を飲んだ事もなかった人が、今じゃ毎日飲んでいるとか、人参やピーマンが大嫌いだった人が、今じゃベジタリアンのように野菜中心の食生活だったり、人の嗜好だとか考え方はその人が人生を歩んだ経過の中での経験の数や質で変わってゆくのかもしれないと感じています。
どうかわるかは解らないところが人生の醍醐味ですが、確実に一つだけ言える事があります。
それはどんな過去をどんな風に生きて来ようが、今この瞬間を生きているということです。過去や未来も事によっては大切なことですが、一番大切な事は『今を一所懸命に生きる』ということだと思います。 |