たぶん僕が自分の意思とは関係なく新しいところに住むことになったら、不安だろうなぁと思います。何度も玄関に来ては自分の下駄箱を確認しては、自分の確かな存在を実感したくなるでしょう。そりゃ〜不安になりますよ。そこにね、自分の信頼できる顔があったりすると、少しはその不安も解消されるでしょう。で、その「信頼できる人」と相手が自分を思うまでには、たぶんいろんな関係の出来事の連続が起こってのことなんでしょうね。例えば自分の「したい」を叶えてくれる人とか、自分の気持ちを汲んでくれる人とか、話を黙って聞いてくれる人とか、自分の感性とかなり近い感じとか、そんな感じなのかな?たぶん僕がそんな感じだったらですけど。新しいところでの生活に、ワクワク、ドキドキ、ウキウキ感のほうが多いなら、多少の不安は自分の力で解消できると思いますけど、もしその割合が逆だったらと考えると、なんだか心が落ち着きません。なんだかというよりも、ぜんぜん落ち着きません。自分の「したい」にあまり関心がなくて、誤魔化されて、別な話に持って行かれたとしたら、その関心に感心させようとする心内が、知らないうちにというか、自然に行いや言葉や表情や、なんらかの形で現れるのでしょう。どうしたらいい意味での、ワクワク感やウキウキ感やドキドキ感を感じることができるのでしょう?日々の小さな不安を安心に変えることが僕たちにできるのだろうか?そんな気持ちを抱きながらいるんです。頼りないでしょう?日々そんなことを考えながらいると、これでも専門職の端くれですけど、そんな僕たちの迷いと不安もあることに気付くんです。そうなると、相手の不安よりも自分の不安の解消に努めるようになってしまう僕たちの弱さとの戦いも加わるんです。なんということでしょう。それでも僕たちはあなたと向き合うことを選びました。この場所が、あなたの人生にとって素晴らしい場所となるように、僕たちはあらゆる課題と向き合います。あなたの「たい」を叶えるために、あなたが「たい」を叶えられるように、あなたと共に考えます。あなたの「たい」を叶えるための労働ではなくて、あなたが「たい」を叶えられるよう仕事をさせて下さい。どうかあなたの「たい」を失わないように、僕たちを導いて下さい。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

感謝

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