今月で55歳になります。アウルは16歳になります。
アウルを創設してから、何度も挫けそうになったことがありました。その度に、僕の背中を押してくれたのが「相田みつを」さんでした。
アウルの壁には、その励みとなった言葉たちをあちらこちらに飾らせてもらっています。僕の心は、この言葉たちに何度も何度も救われました。
今回は、その中で支えになった詩のひとつをご紹介します。
〜いのちの根〜
なみだをこらえて
かなしみにたえるとき
ぐちをいわずに
くるしみにたえるとき
いいわけをしないで
だまって批判にたえるとき
いかりをおさえて
じっと屈辱にたえるとき
あなたの眼のいろが
ふかくなり
いのちの根が
ふかくなる
みつを
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