アウル通信　第171号

今回は、人生下り坂の第四弾です。

７．他の人の持つ能力と共に在る術を持つべし。

これは５番の「わからないことは尋ねるべし」と少しダブりますけど、何でもかんでも自分でやれる人なんかいないわけです。スーパーマンじゃないんですから、出来ないことや、出来るけど手が回らないこともあるわけです。それじゃぁ、出来る人にやってもらえばいいのです。お願いしてしまえばいいわけです。つまり、自分にない能力のある人と一緒に仕事をする能力がないと、うまくいかないということです。自分の専門性ばかり主張しても偏ったチームになるし、力関係が生まれます。

８．責任はとるべし。

最終的な責任はトップです。死んで責任をとるわけではないですけど(笑)、これ覚悟とは違います。よく、そのくらいの覚悟がないとダメみたいなこと言う人がいるけど、あれ、嘘ですね。そんな簡単に覚悟なんか決められっこないですよ。未来の覚悟に右往左往するんじゃなくて、今、この時、一つの所に命懸けで生きればいいってことです。喜怒哀楽のぜ〜んぶ一所懸命で居ることができればいいわけです。責任って言うのは、未来に対する覚悟じゃなくて、今を大切に生きているかってことなんです。今の僕は、そうして生きています。

感謝