前回は、「礼儀正しくかかわる」ということでしたが、みなさん挑んでみましたか? 僕は今、小規模多機能を利用されています一人の男性に焦点を当てて、実践しています。どうなるかが楽しみです。昨日、ずっと目を開けて僕を目で追っているのを感じました。存在がCARE(ケア)することの実践ですね。

では、今回は「繋がるきっかけを投げかけてみる」です。 初対面で人と相対するということは、人によっては大変緊張します。話をするとなると、結構勇気がいりますね。そこで簡単に相手と繋がる術をひとつご紹介します。それは、皆さんが無意識にいつもしていることです。当たり前すぎて、あまり軽くみられていますが、とっても大切な術です。朝、初めて相手とあった時、日中お知り合いに出逢った時、相手に何か手伝ってもらった時、一日の仕事を終えて帰る時、家から出かける時、家に帰って来た時、ご飯を食べる時や食べ終わった時、そんな時に皆さんはどうしますか?そうです“挨拶”です。なぁ〜んだ、だったでしょ。でも、この“挨拶”が、私たち日本人にとって、とても大切な文化でもあります。そして“挨拶”を意識して使うにはコツがあります。それは相手の反応を待つのではなくて、自分から投げかけてみるのです。その一で紹介した、“丁寧にかかわる”を具現化した姿です。そうすると、否応なく人との繋がりを体験することになりますし、彼らの様子に関心が向けられ、寄せられます。安心して下さい。意外といい反応が、還ってくるものです。日本人にとって“挨拶”は武士道の文化と歴史礼儀礼節(礼に始まり礼に終わる)から脈々と流れています。初対面の場合なんかは相当緊張していますからどう話しかけよう、なんて人もいるでしょうね。“挨拶”はアセスメントの基本であり入り口です。挨拶することで、きっかけと繋がりを経験することをおすすめします。まずは、笑いかけてみることから始めてみませんか。人間って結構平和な生き物です。これはどんな人間関係でも、基本使えますからやってみて下さい。

感謝

Copyright(C) 2003 good-life co.,Ltd. All Rights Reserved