先日、相田みつを美術館よりバースデーカードが届きました。そこには、次のように書いてありました。                                 `

 「一に止まると書いて正 一とは自分 自分が自分に止まるときが 正」

 「正」とは自分が、人間としての原点を守ることです。「そんとく」や「勝ち負け」お金の「有る無し」などという、比べることをやめた自分−それが本来の自分です。

 私は、人間として「そんとく」と考え、「勝ち負け」にこだわり、お金が「有れば」いいなという感覚で、いろんな事で比べていました。人を比べ、仕事を比べ、愛の重さを比べていました。どんなに人を傷つけてきた事でしょう。
 原点に返りなさいと、様々な事が自分の身の回りで起こっています。そう感じるのです。今、「他でもない、あなたが考える時ですよ」と教えてくれるかのように、良い事も悪い事も起こるのです。「人間として」という言葉が、これほど重くのしかかった事はありませんでした。
 今、本来の自分を取り戻す時であると、日々生活している中で感じて生きています。今、目の前で繰り返されている現実の出来事は、全て自分が引き起こしていることと実感しています。全て自分のせいです。全て自分の責任です。誰のせいでもなく、全ては自分が原因なんです。悪いことであれば、同じ事を繰り返さないように、何度も何度も、何時も、どんな時でも、自分を戒める心が必要であると思います。
 どうか、こんな私ですが、末永く、お付き合い下さいますようお願い致します。

 「一とは 原点 一とは 自分」 見失っていた心の在り方です。
                                       合掌

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