アウル通信　第45号

　皆さん！「明元素」と書いて「めい・げん・そ」と読み、「暗病反」と書いて「あん・びょう・たん」と読む、この言葉をご存知ですか？多分知る人ぞ知る言葉であると思います。
　私が２０代後半の頃に、ある自己啓発セミナーに参加した時に教わった言葉です。
決して強制する何ものでもないのですが、ただ私たちの日々行っている仕事や家庭でとても役に立つと思ったので、今回はこの「明元素」と「暗病反」の話題を取り上げてみます。
　今回は今月と来月の２回に別けてこの話題について検証してみたいと思います。
最初に「暗病反」という言葉から解説、検証してみましょう。
これは、消極的・否定的・陰転的な心模様の時につい出がちな言葉たちなのです。
例えば、「忙しい」「疲れた」「難しい」「つまらない」「できない」「いやだ」「困難だ」「だめだ」「金がない」「まずい」「もう歳だ」「きたない」「どうしよう」「バカだ」「不幸だ」「大変だ」「まいった」「困った」「苦しい」「辛い」「失敗した」「やりたくない」「分かりません」等など様々なネガティブな言葉たちが口をついて出てしまうことがあります。
この言葉たちが出てくると、自分はもとより周囲にまで影響を及ぼし、自分の周囲の出来事に対して、効率が悪くなったと感じたり、やる気が起きなかったり、怒りっぽくなったり、本当は自分に責任があると感じているのに、誰か人のせい、何かの出来事やもののせいにしたりしてしまったりと、まずは善いと感じることがなくなってきます。
その結果、自分を卑下して責め続け卑屈になったり、挙句の果てには、自分の周りにいる人や物のせいにするような事態に陥ってしまう人も少なくはないでしょう。つまり、自分でその感覚や出来事を引き寄せてしまっている言葉なのです。皆さんは、自分がネガティブな心模様の時に、マイナスな出来事が起こってるなぁと感じたことはありませんか？
私は、そんな人を見たり、自分自身で使ってしまった時に、とてももったいないことをしてるなぁとか、もったいないことをしたなぁと感じて、確実にこの「秘密」が実行されていることを感じると同時に、その「秘密」を確信している一人でもあります。
　もう私はこの言葉の大切さを訴え出して２０年近くになります。そして、その「秘密」を知ってからの私の人生はまったくと言っていい程変わっていったのです。
では、どうしたらいいのでしょうか？このことを追求することで、幸せな人生を送るための「秘密」を知ることができるのです。次回は、その「秘密」を解くために、とっても大切な「鍵」となる「明元素」について考えてみたいと思います。

感謝