先日、テレビを何気につけると、高齢の人達の生きる姿が紹介されていました。
当ホームのホームページ上でもご紹介しましたが、ご覧いただけない方のために今回はアウル通信に載せてお届けします。
81歳男性。今もライフセーバーをして海水浴場を守っている。その身体は、今話題のメタボなどなんのその。余分な脂肪はまったくなく引き締まっている。
爺様曰く「あと30年は続けたいね。でもあと30年も経てば111歳だから、そん時はこの海じゃなくて三途の川を守ってんだろうな。ガハハハハ!」と悟ったように笑っていたのが印象的である。毎日、約40キロの袋を海に沈め、人間の蘇生の限界である4分以内に引き上げるという訓練を欠かさず行っている。その爺様はいつも30秒前後で引き上げてくる。まさしく鉄人で在る。なんとも凄い爺様(鉄人)で在る。
90歳男性。今も現役で民間の飛行機のパイロットをしている。阪神淡路大震災の時もボランティアで物資の輸送をしたという。現在は全国民間パイロットの団体の会長をしている。パイロット歴は70年。身長180センチの長身で背筋を伸ばし滑走路を歩く姿は、まさしくトップガンの世界だ。まったく90歳とは思えない姿である。
あの太平洋戦争の際も予科練に入隊し、敵戦艦ギリギリに近づき魚雷で攻撃をする大型の飛行機に乗っていたそうだ。「だいたい10機出陣したら半分は還って来れなかったね」ある日出撃命令が下った。無事に帰還できたのは、爺様が乗る一機のみだったという。「あとはみんな海に死んでいった」若くして死んでいった仲間が、今も後押しをしてくれていると信じていると言う。
なんとも凄い人たちである。偉人とは別のオーラを放っている。次回は、女性編でご紹介します。この方々も凄いの一言です。
ありがとうございました。
|