御年97歳になられるI様。
まだまだご自分で何でもなさり、調理は勿論下着も洗濯されたり、御自分で使われたコップは洗って返してくださります。
そのI様は[年ねぇ~目がうすくなっちゃって、見えないのよ~]と話されます。
食事中もなかなかおかずも見えずらいらしく、何があるのかわからない様子な為副食の内容や、場所など、事前に説明し、[あら、まあ、美味しそう、ありがとう]と。
そう言いながらも箸で顔を近づけながら場所を確認することがありました。
何とか少しでも見えやすくならないかと、スタッフがI様の手元に蛍光灯を着けてみました。
[まあ、明るい‼️ありがとう]
といつもの優しい笑顔。
本当はまだまだ見ずらいのかもしれませんが、[ありがとう‼️見やすいわ~]と。
もしかしてI様の優しい気遣いなのかもしれませんが、その日から朝昼夜、I様の側の蛍光灯はいつもおかずを照らしています。
楽しい食事を少しでも見えやすく解りやすくと。これからもI様のご不自由な所を私たちが補えるような家族、アウルでいたいと思います。
グループホームアウルユニット1