おだやかな秋のひととき。
アウルに暮らすIさんに嬉しい訪問者があった。
二人の娘さん、お孫さん、そして二人の男の子。
子どもの歓声でリビングはにぎわいの場となる。
小さくなった肩にふれ、お茶を勧めるまなざし。
元気な姿に様ざまな想いといたわりの時が流れる。
語らずとも解りあう心と心。
人生100年時代、母、娘、孫、ひ孫の四世代が集った。
帰りゆく子らを見守る母。見つめる10の瞳は、微笑みと
温かさに溢れている。
秋の日の静謐なひととき。
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