令和も2年、昭和が遠くなり大正は、さらに
遥かな感じがする。
海ユニットのEさんは、大正11年の生まれだ。
もうすぐ99歳を迎える。
長い歴史のうねりを乗りこえてきたEさん
深い皺(しわ)がそれを物語る。
人が生きている間は、波のうねりと同じ起伏が
あるのだろう。
激しい波濤を超えた「起」の時代もすぎ、いまは
静かな水面に背を委ねる「伏」の時か。
日々、静穏な生活をおくり「快眠・快食・快便」。
古人曰く「百里の道は、九十九里をもって半ばとす」
季節の変わり目、一日、一日を大切に。
更なる道を歩まれんことを祈る。
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