暴言・暴力と聞くとただ事ではないと感じる
そこだけに焦点が合うと
他に考えることができなくなる
そうなると
分離する
遠ざける
誤魔化す
と言うことに走りやすい
そもそもその関係だけに囚われていると
本質が見えなくなる
その環境に中の関係を冷静に見ると
私たちとの関係もある
しかも私たちは専門職として存在している
つまりその関係も含めて全てが人間関係だ
問題が起こっている関係だけに注目するにではなく
私たちとの関係の築きは?
更に問題と感じていることに執着していると
その関係を再構築若しくはいい関係を感じることにできる環境を作ろうとしなくなる
なぜが?
問題に執着している
前提・あり方・Beingが
暴言・暴力だから何も変わらない
楽しみ・豊かさ・心地良さが前提になっていない
もっと言うと
それが施設内完結型が多い
外に目を向けていない
外に出て行くことだけではなく
外の環境や物を活用することも視野に入れるといい
例えば
これまで住んでいた若しくは生活していた場所で
大切にしていたことやモノ
大切かどうかは
本人はもちろん
家族を含めたリサーチが必要だろう
最大限どこまで私たちにできるかどうかはわからないが
その前提を忘れてはいけないだろう
問題に執着した状態はチーム力にも影響する
たとえ優れた個人がいたとしても
個人プレーで到底できるものではない
基本的な流れを示しておくので
支援の参考にしていただけると幸いです
1.心地好く良好な関係づくり(日常的な)
2.支援の前の準備・備え・仕掛けを用意する
3.仕掛けへに誘い(いざない)・そそり・導き
4.心地好い展開(ライフヒストリーや嗜好などを活用)
5.心地好い締めと結びと再会の約束(良好な印象づけ)
つまり起承転結を意識することが大切です
そこには
1.主体性(自分が決める)
2.選択性(自分が選ぶ)
3.関係性(自分が関係を持つ)
という大前提(在り方・Being)があることも忘れてはいけない
これらの全てを総称して
『尊厳』という
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