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『仕事の本質』

2018年01月18日 | 未分類

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私は『人』の支援をするために、この仕事をしています。

私は『認知症介護』『認知症ケア』をするために、この仕事をしていません。

私は『人』が生きることの本質と共にいるだけです。

私たちの仕事の本質は、一人の人間の生涯で考えた時に、支援することを通して、彼らの価値や生活を位置づける働きをしているのです。

つまり互いに支援し合う中で、彼らの生活に安定性と居場所(単なる物理的な場所ではなく人に役立つ何かも含まれる)を自ら見出す力をにじみだしてゆくのです。

この地球上で、自分の落ち着く場所にいる実感が沸いてくる時、または他の人や世間様に役に立つ自分を感じた時、人は自身の生の真の意味を自身の中に見出すのでしょう。

それは人を、評価したり、支配したり、説明したりしているからではなくて、支援し、支援されているから生まれるのです。

このことは、私たち自身がこの分離に満ちた世界に終止符を打ち、全ての枠をとっぱらい、本当の意味において協力し合えたときに、はじめて真の自由を見出す事を経験するでしょう。

私はまだまだ支援の本質を語る力はありません。私はあきらめません。

私たちは『人』の支援をしているのです。

何度でも云います。

私たちは『人』の支援をしているのです。

宮崎直人

18:53 | 記事 nao [コメント:0]

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