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【心が仕事にでる】

2018年10月16日 | 未分類

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心が仕事にでる

僕も色んな仕事を経験してきましたけど

やはり、自分の在りようと言いますか、心の持ち方一つで、仕事に現れるなと感じています。

特に、人と相対するような仕事は尚更です。

結婚式の営業や新郎新婦のエスコートや披露宴の責任者をやらせてもらっていた時は、お客様の将来や一生に一度の晴れ舞台の演出など、如何に「〜したい夢」を叶えるかという仕事。

結婚式当日までの、準備等への不安や焦りや様々な葛藤に対しても配慮が必要な仕事でもあります。

僕は一度、彼らの一生に一度の夢への配慮の無さから、お客様を怒らせてしまい、契約を解除されそうになったことがあります。

今思い返すと、まだ20代そこそこのチャラチャラしたガキが、ちょっと成績がいいからって、上司や周囲からもてはやされてりゃぁ自惚れましたね。そんでもって、有頂天になっていた時でした。

お客様からフロントに電話が入り、式場を解約したいとのことで、すぐに担当営業である私がお話を伺いご自宅に行きました。

すると、怒りを通り越して、口も聞いてもらえませんでした。しばらく、玄関に立ちすくみ、謝ることしかできない私は、情けなくて情けなくて、同時に悔しい思いでいっぱいでした。

その後、しばらくして家に入れていただくことができ、これまでの新郎新婦の不安だったこと、その不安に対して何にもアドバイスがないこと、晴れの日に向けての気持ちが曇りっぱなしであったことを聞き、あらためて、自分の営業マンとしての不甲斐なさを感じ、自分を戒めるしかできない、情けない自分を、ただただ感じているしか出来ず、社会人としての、仕事人としての、初めての挫折を味わいました。

24、25歳の頃だったと思います。

結局、担当営業が変わることでお客様も納得、ご理解をいただき、最後まで結婚式を挙げていただくことができました。

どんな仕事でもそうですが、心が現れるものです。

どう足掻いても、どう繕っても、どう上手いこと言っても、心は現れるものです。

自分の仕事に対する向き合い方をあらためて考えています。

Naoto

14:49 | 記事 nao [コメント:0]

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