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【丼物】

2018年12月23日 | 未分類

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丼物

みなさん
カツ丼の具は
ご飯の上にのせる派ですか?
それとも
別皿に盛り付け派ですか?

ちなみに僕の場合
カツ丼は
別皿に卵で閉じたカツを
汁が滴った状態で
その都度ご飯の上に乗せ
汁が染み込んだ白米と
カツを同時に口に頬張って
食べるのが大好きです

ですから
胆振地区に多くある
”こがね“というお店のカツ丼が
大好きで
よく食べに行きます

そんなことを考えていたら
作る側と食べる側とで
かなりの差があるかも?
と思いました

はじめの質問のように
カツ丼の具は
ご飯の上にのせる派ですか?
別皿に盛り付け派ですか?
これは食べる側の嗜好です

作る側としては
メニューがカツ丼だとすると
食べる側のために
美味しいカツ丼を作ろうと
一所懸命に愛情を込めて
作るでしょう

食事をするお店では
お客さんが
自分の食べたい物を
注文して食べるので
具がのっているか
のっていないを
選択できるのでいいのですが

これが
私たちのような
介護施設などを利用する
入居者や利用者さんへの
食事の場合はどうだろう?

もちろん
美味しさや盛り付け
食べる人の栄養や食事量
食材の大きさや硬さや柔らかさ
温かいものは温かく
冷たいものは冷たく
食べ方や咀嚼や飲み込みの様子
そして
嗜好や志向を考えているでしょう

そう考えると
カツ丼を出す際の
利用者や入居者の
食べ方や嗜好や志向の選択への
アセスメントは
どうしているのだろうか?
と考えちゃったわけです(笑)

そもそもカツ丼の
人の食べ方の思考や志向まで
考えたことはありませんでした

もしかしたら
具は別にして食べるのが
志向だった人が
丼に乗せられた
少し時間の経った
カツ丼を出され
仕方なく嫌々
食べていたとしたら

もし原因疾患により
言葉を発することが出来ず
自分の主張を
思うように伝えることが
出来ない方だとして
手を付けずに
食べないでいたら

多分別な理由を探しては
堂々巡りになり
トンチンカンなアセスメントを
繰り返しているに違いないと
思いました
これはある意味恐ろしいことです

”単純にご飯の上に
具が載っているのが嫌なだけ”
なのかもしれない
そう考えるまでには至らない
僕たちの当たり前や常識が
蔓延(はびこ)ってるのではないかと思いました

そこまで
考えなさいと
示唆しているわけですが
どう思われますか?

昔の介護では
当たり前に
おかずをご飯の上にのせて
挙げ句の果てには
薬まで入れて
食べさせていた
時代がありました

僕自身も過去に
これが介護だと思い
無頓着に何も考えずに
相手のことを考えたつもりの
行為の一つとして
当たり前にしていました

そこにCAREの本質が
垣間見れると思うな

さぁ
みなさん
このことを
どう捉え、どう考えますか?

Naoto

21:43 | 記事 nao [コメント:0]

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