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『外部の記憶』

2017年01月11日 | 未分類

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僕の家の真ん中に

太い丸太の柱がある

家を建てる時に

家族5人全員で

丸太の皮を削り

一人ひとりの名前と年齢を書き込んだ

その当時の僕の年齢は36歳

同い年の奥さんと一緒に建てた家だ

毎日この柱を見ては心の中で懐かしむ

これもひとつの僕の外部に在る記憶になる

多分人間にはそんな記憶がたくさんある

誰かに会うと蘇る様々な記憶や感情

さらにその出来事や感触まで蘇る時がある

何らかの原因で

認知機能が低下していこうとも

感情の感触は

何だかそこに在るような気がする

そんな事を大事にする専門職が増えるといい

僕は学者じゃないので

感覚的にしか物事を捉えられないが

それはそれで僕のいいところだ

よしよし

nao

08:07 | 記事 nao [コメント:7]