Kさんは無類の読書家である。
いつも何かを読んでいる。
新聞であり、文庫本であり、刊行本であり
本の虫のようだ。
そんなKさんが、卓上蛍光灯を購求。
読書にますます拍車がかかる。
今、スペインの巡礼記に耽読。
サンチャゴ・デ・コンポステータに至るルート
には幾つかの道がある。
フランス人の道、イギリス人の道、ポルトガル
人の道・銀の道などがある。
著者は、フランス人の道、約800kmを40日間で
完歩の詳録だ。
陽光の日もあれば、雨の日、風の日もある。
出会いと別れなど、人生に似ている。
Kさんの夢は、フランス人の道に留まらず、
人類の祖先がアフリカを発し、現在に至る
地球4万kmの旅につながりそうだ。
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