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『昨日富良野で呼びかけたこと』

2018年03月04日 | 未分類

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昨日は富良野で、市民向けの話と専門職向けの話をした。
市民向けの話では、自分の人生を豊かに生きようと呼びかけ、認知症の話は一切しないよう心掛けた。何故なら、認知症の話は、一歩間違えると、不安を煽り、ネガティブな感情を引き起こすと僕は考えているからだ。であれば、豊かに生きようと呼びかけた方が、ポジティブなスパイラルを生む。感情は行動によって引き起こされる。夜の部の専門職向けの話は、権利擁護の話。虐待や身体拘束の話、昭和60年代のケア、不適切なケアと実際に北海道内であった虐待事例を通して参加者みんなで考えた。最後に僕が呼びかけたのは、ひとりで抱え込まないチームや仲間の関係を作って欲しいことと、うまくいくケアや介護ばかりに気を取られて気持ちをどこかに置き去りにしないで欲しいことと、人と人との信頼関係を築くことを最優先に考えて欲しいことの3つをお願いした。何事も関係性が出来ていないで行われるケアや介護は、お互いに苦痛や悲しみに包まれた日々を送らなくてはいけなくなるからだ。ケアの知識や技術よりも、人の気持ちが癒されることを最優先に考えて欲しいと呼びかけた。

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