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『どうせ=やっぱりの法則の証明』

2018年03月12日 | 未分類

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人材不足とか、人がいないとか、人が来ないとか、そう言うのを僕は辞めにしました。

そもそも「人材」などと、人を材料のように呼ぶのもどうかと思います。僕は「人財」と表現します。

さて、なぜにそう言わないというか、意識しないようにしたかというと、なんだか自分たちでその状況を引き寄せている感じがするからです。

ここにも「どうせ=やっぱり」の法則が影響していると思います。

「どうせ」介護は、大変な仕事だから人なんか来ないって言う観念が、「やっぱり」来ないという現実を生んでいるような気がします。

では、どうしたらいいのか?
「どうせ=やっぱり」の法則を使うのであれば、真逆に意識して使うようにしたらいいのです。

「どうせ」介護は素晴らしい仕事だから、ほら!「やっぱり」人が来るでしょう、人が集まりすぎて困ってるべさ、と言う現実を引き寄せることになるのです。

だからもう無意識のネガティブキャンペーンは止めにしました。

そうでないと

今度は、人が来ないことを理由に、色んなことが成されなくなるし、昔のような介護に戻ってしまうと思っているのは僕だけでしょうか?

現にすでにそうなっている所もあるように聞いています。

そうなると、せっかくの人財が疲弊して、辞めてしまうと言う負のスパイラルが生まれているのです。

制度や仕組みで言うと、ロボット活用の推進をいいことに、人財の解消のため、管理や監視の仕組みが構築されようとしています。環境は、使い手の意識でいかようにも変化すると言うことを、僕たちはすでに過去の歴史から学んでいます。

この国は昔、回廊式の歴史を踏まえて認知症施策の見直しを認め、新たな制度の構築に挑んできました。

本当に、これでいいのでしょうか?

これは僕たち国民の課題です。国民一人ひとりが真剣に考えなければならない時期に来ていると思います。

歴史は繰り返されるのでしょうか?

08:15 | 記事 nao [コメント:0]

『介護する人をケアする大切さ』

2018年03月12日 | 未分類

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昭和63年7月、僕は介護に世界に飛び込みました。あれから、かれこれ30年になります。

その間、順風満帆でもなく、色んな壁があり、乗り越えたり、横からすり抜けたりしながら、その都度あらゆる感情を抱きましたが、チームや仲間たちと話し合い、お互いに支え合って解決してきました。

研修に参加しては、自分の知識や意識やスキルを高めていきました。でも、いつも感じていたことでしたが、僕たちがケアされる事はまずありませんでした。それは、自分でケアするしかありませんでした。

そこに、虐待や不適切なケアの本質や前提が隠されているのではないかと僕は考えています。

逆に僕たちこそケアが必要な人たちではないかと、いつもそう感じていました。

ですから、これからの僕の役目は「認知症」の話や「介護」の話もとても大切ですが、これだけ伝える人も増え、ましてやご本人さんが声を出し伝え、書籍まで出る時代になりました。様々な研修や講演会が盛んに行われていますので、そこはお任せすることにして、僕は「介護する人をケアする」を重要なテーマとして、これからも継続して伝えていくことが大切だと思いました。

つまりケアされるケアがケアされる良きスパイラルを創造していくことが大切だと思うのです。

介護にあたる人が、ケアされる業界や世の中にしていかなくてはいけない、そこに意識が流れるようになると、この業界の質はさらに高まることでしょう。

この仕事は、心も身体も魂も満全に活かされる、人間性溢れる人間専門職です。滅茶苦茶な英語ですが、ヒューマンプロフェッショナルです。誇りある介護師を目指して、将来希望の持てる職や仕事になるように育んでいけたらと考えています。

08:12 | 記事 nao [コメント:0]

『作詩 帰りたい』

2018年03月12日 | 未分類

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詩を創りました^ ^良かったら読んで下さい^ ^🐈

「帰りたい」

あのね「帰りたい」って言うでしょ。
誰もが「帰りたい」と思っているかは、わからないけれども、「帰るところ」があって、そこへ「帰る」の。

でも、ここにいる私たちは「帰りたい」は山々なんだけれども、「帰れない」の。
「帰れない」ことも薄々感じてるの。
「帰れない」けど「帰りたい」の。

例えば、愛する人に一目でいいから会いたいの。
一言でいいから声が聴きたいの。

まずはその気持ちをわかって欲しいの。
みんな「帰りたい」の。
でも「帰れない」の。

人は本当の気持ちを言わないの。

「帰りたい」けれども「帰れない」現実に押し潰されそうな感じがして、どうして「帰れない」のかがわからくて不安なの。

その私の気持ちをわかってもらいたいの。
私の本当の気持ちを認めてもらえなくて悲しいの。

そう言っているだけなの。
そういう人もいるの。

聴いてあげて。
心から聴いてあげて。

「帰りたい」気持ちと、「帰りたくなる」私の周りの私の扱いに気づいて欲しいだけなの。

洗濯物をたたむことで誤魔化さないで。
料理をつくることで誤魔化さないで。
レクや療法をして誤魔化さないで。
ドライブや買い物で誤魔化さないで。
私の扱いであなたたちがケンカしないで。

「帰りたい」気持ちの裏に耳を傾けて欲しいだけなの。
「わかりました」と一言だけでいいから。
まずは「わかりました」と。

その気持ちをわかって欲しいの。
ただそれだけでいいの。
わかって欲しいだけなの。

そう僕には感じる。

06:45 | 記事 nao [コメント:0]