【悲しいこと】
一番悲しいと思うことは、人と人とがいがみ合うことです。
そのいがみ合いは至る所で起こっています。
特に、自分の身近なところで起きた時は、悲しくて悲しくて仕方がありません。
人間ですから、ウマが合う合わないはあるでしょう。
自分の正しさを振りかざし、相手の行動と結果だけで、人の存在価値を決めてしまうのは、どうも合点がいきません。
同じ目的を持って仕事をするもの同士が、お互いに配慮し合って本音で支え合うように仕事をすることで、最良の関係づくりと最良の仕事ができると思うのですが、ぼくは甘いでしょうか?
残念でなりません。
あなたのことが嫌いなことが本音ではありません。
本当は、あなたが発した言葉が、とてもとても冷たく感じ、こころの底から自分の存在を否定された感じがして、とってもとっても悲しい気がしたからです。
これが本音です。これが本当のことです。
人は、この本音を伝えずに、表面上浮かび上がってきた、好き嫌いの感情だけで片付けてしまい、本当のことが伝わらずに終わってしまうのが、ほとんどのへんてこりんな人間関係の仕組みです。
確かに、好き嫌いの感覚は、何かを判断する時の基準にします。
一番大切なことは、お互いに、本当のことを伝え合うということです。ほとんどの関係は、ここを飛び越えてしまっているところに問題があります。
お互いに、解り合おうとし、その上で、解り合えなければ、仕方がありません。
その時は、それまでの関係という他はないでしょう。
それがメッセージです。
これ以上、悲しいことが起きないように願っています。
Naoto