人のふり見て我がふり直せ
人のふり見て我がふり直せって言うじゃないですか
人のふり見て我がふりを直すか直さないかは別にして、ある意味なんかこれ凄いなって思うんすよね(笑)
これって、別に相手の顔色をみなさいとか、相手に合わせなさいとか、相手の言うことをききなさいとか、そんな単純なことではなくて
自分と出逢う「あなた」と相対した時に起こる不思議な現象が起因してると思うんですよ
私をみた「あなた」は、私をみたあなたの感じたままの姿を私にみせてくれます
ということは、私はあなたを通して私を見ていることになります
それはいつも相対的であって、どちらか一方的なみるではなく
同時にあなたは私を通してあなた自身をみていることになります
そこで
「人のふり見て我がふり直せ」と(笑)
昔の人は上手いこと言いました
自分で自分の表情はみえませんもんね
自分をみるためには、自分以外のものを使ってと言うか、それを通して自分をみるしか手立てはないようです
普段、そこはあまり意識してませんもんね
あなたを通して私が私をみているなんて、あまり考えないですもんね
そう考えてみると、確かに、お互いの人のふりは、それぞれの自分のふりと思える
特にぼくらの場合は、お爺さんやお婆さんたちと相対した時に、それを感じます。
お爺さんやお婆さんたちに私をみますね^ ^
一番大事だなと感じることは
「みる」と言うことは、実際に目でみえているものだけではなく、そのみえているものの中から、みえないものをみようとしたり、探ったり、解ろうとしたりすることなんだろうと思うなぁ
「声なき声に心を傾けること」
なんだか人間って不思議ですな〜^ ^(笑)
Naoto