地震のあとのここ数日間
おはようございます。
今日の北海道は、一段と冷え込みがすすんだように感じます。
一言、寒いです。
さて
胆振東部を中心に未だライフラインが復旧していない地域を中心に回って感じることは
案外、お爺さんお婆さんたちは、一見守られる存在として見えますが、表情や顔つき、振る舞いや会話をすると、「これ以上何を守ると言うんだい」という、覚悟というかそんな強さを感じました。
その反面、支える側が一見強そうに見えて、案外弱く心細く感じました。
そこのトップや責任者や立場がある人は尚更でしょう。
支える、助ける、守るという使命感が、責任という名の重りをつけて、精一杯に頑張っている姿を見ると、誰かが傍に居て話だけでも、いや、顔を見るだけでもいい、ホッとする、そんな時があればいいなと感じを受けました。
これは、僕の勝手な感想です。
私の事業所も数日間ライフラインが止まり、困難な時を過ごしましたが、お互いに知恵とチーム力で乗り越えようとしています。
お互いに支える、助ける、守るものはたくさんにあります。
物資が足りてるとか足りてないとか、電気が通っていないとか、断水してるとか、そこも大事なことですが
お互いに声を掛け合う、お互いに顔を見せ合う、お互いに気にかけ合うだけでも、お互いの励みになると思うのですが、それだけでもホッとして、次に向かえると思うんです。
泣いてもいいんです
そりゃ自分たちの同僚が死んだんですから。
でもね、その仲間のためにも生きている僕たちは、目の前にいるお爺さんやお婆さんと一緒に笑って過ごしてるんですよ。
クソ真面目でもなんでもない。今の僕を突き動かしている原動力はそこです。そんな想いを前提に、未だ復旧していない地域にある仲間の顔を見に行きます。
支える側を支えなきゃ。
今日は日胆の仲間と一緒に、安平町追分に行ってきます。
最後に、昨日、私の法人が所属している「おせっかいネットワーク」の代表でもあり、僕の心友でもある和田行男さんからもメッセージをいただきましたのでご紹介しますね。
和田からのアドハイス〜〜〜〜〜
おはよう。
迷惑にならないようには、その通り。
僕は東北支援のとき物資調達は四六時中『何が必要か』をやりとりしながら調達したし、熊本支援の時は特養の方から『支援者の都合で不要なものを持ち込まれ困った』という話を聞いています。
その昔、日本のODA の無駄について聞いたことがありましたからね。
活きる支援を!
必要なことを、必要なときに、必要な分だけ。それを支援と言います。介護はおせっかいになってるでしょ。
婆さん支援も同じです。
まだ揺れてるようですし、熊本の経験もあり余談は禁物!
くれぐれも気をつけて。
〜〜〜〜〜和田行男
Naoto