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【人と認知症と向き合うための基本アプローチ 七ヶ条 その三】

2019年03月13日 | 未分類

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その三
「相手に応じる」

これは、文字通り相手の言動に
応じるってことです

僕なりに考えたのですが
応じ方にはふた通りあって
ひとつは“反応”
もうひとつは“応答”です

反応は
どちらかと言うと
本能的、反射的に応じる姿

調べると
生体が、刺激を受けた結果として変化や活動を起こすこと
二種以上の物質の間に化学的変化が起こること

とありました

応答は
結果を予測して応じる姿

調べると
問いや話しかけに答えること
うけこたえ

とありました

その三は
“応答”を意識した姿が
いいのではというオススメです

例えば相手の言動に対して
「はい」
「へ~」
「うん、うん」
「わかります」
「そうです」
「大変です ね」
「いいですね」などなど
相手が言ったことに対して
ひたすら共振します

場合によっては
相手の言った言葉を
繰り返すことで
相手は自分と繋がっていることを
体感するでしょう

とにかく相手に応じること
一般的には
「共感」と言うのでしょうが
これは「共感」とは少し違います

人間はそう簡単に共感などできません
人間は実際には
まったく感性が異なりますから
人それぞれなのです

まずは「実際に応じる」のです
ただ無心にひたすら応じることで
繋がりの意識が
芽生えてくると思いますよ

あとは流れに身を任せてみましょう
ここでもそれぞれの“みる”でみて下さい

みなさん
騙されたと思って
騙されてみて下さい

Nao

07:02 | 記事 nao [コメント:0]