まだ
見ぬ、起こってもいない将来のことを、不安の材料にしてしまう能力を持った僕は、いつも自分自身を責めては不安のどん底に勝手に落ちていました。
その
ネガティブな自分を認め出した頃から、少しずつ楽になってきたような気がします。
それでも
人間として生きていますから、善いことや悪いことが起こると、それなりに反応してしまいます。
実は
大好きなことわざがあります。
“人間万事塞翁が馬”
中国のことわざです。
その意味は
人生における幸不幸は予測しがたいということ。 幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりすることはないということをたとえたことわざです。
つまり
“人間万事塞翁が馬”というのは、今を生きるということと解釈しています。目先のことでもいい、まずは今この瞬間を、物事に一喜一憂せずに生きることです。未来を考えている暇などないくらいに、今を生きることです。未来のことなど、誰一人わかりません。
そんな
解りっこないことを思い悩むのではなく、ただシンプルに希望を持つことです。その希望を持つことができるためには、今を生きるしかないのです。
ですから
未来を怖がることはない、過去を悔やむことはない、今この瞬間を懸命に生きるのです。
しかし
人間は、いつか死にます。誰一人として、死を逃れた人はいません。
“死は生命の最大の発明”と、スティーブ・ジョブズは言いました。
さらに
時間は限られています。無駄に他人の人生を生きている暇などありません。他人の雑音で、心の声が掻き消されないようにしなさいと。
そして
最も大事なことは、自分の直感に従う勇気を持つことです。直感は、自分の本当に求めることを解っているものと。
それは
以前にもお伝えしましたが、感じること、語ること、行うことの3つに集約されます。今を感じ、今を語り、今を行い生きることに尽きます。
“今を生きること”
Nao