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【感じる】

2019年03月19日 | 未分類

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感じたことを
いざ
言葉に置き換えようと
声に出した途端に
別な何かに変わってしまう

多分
どこかの瞬間に
思考が邪魔するんだろうな

思考が介入すると
欲が出る
色が出る
我が出る
感じたままではなくなる

それもいいのだが
芯の自分とは何かが違う

シンプルに
余計なものは
全て削ぎ落とせるといい

自分から離れた想いや言葉は
世界を飛び交い
再び自分へ戻る
こんなシンプルな世界はない

感じることには
色んなことがあるが
色んなことがあるから
色んなことが
大丈夫になるのだと思う

“感じていることが大事”

Nao

07:32 | 記事 nao [コメント:0]

【自分(君)へ】

2019年03月18日 | 未分類

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大事なことだから
よく覚えておいた方がいい

”解ったと思った瞬間に解らないことがまさる“

物事を解ったつもりでいると
解らないことがあることに
無頓着になる場合がある

解らないことの方が
まさる現実に出逢った時
そのことを真摯に受け容れ
追求を怠らないこと

追求は永遠に続くものだから
君はその永遠の追求の
ある一部分を担い生きている

気を落とすことはない
その素晴らしい期間を
生きていることに誇りを持て

何があっても気にすることはない
君は君自身を生きるだけでいい
心配するな
大丈夫だから

Nao(Furanoにて)

06:59 | 記事 nao [コメント:0]

【人と認知症と向き合うための基本アプローチ 七ヶ条 その七】

2019年03月17日 | 未分類

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その七
「付かず離れず、適度な距離感を創る」

とかく
コミュニケーションの名の下に
初対面でいきなり
ベタベタとくっ付いて
話をしている人がいますが

相手との距離感は
ひとつの目安です
とても関係性に比例するものです

そこを一方的に
踏み込むと後々
様々な日常の暮らしに中で
弊害が出てきます

それが拒否や抵抗という言葉で
表現され
彼らの症状とされ
問題視されてしまいます

要は
彼らとの距離を
どのように保つか
そのバロメーターになるのが
お互いの距離感です

一口に距離感と言っても
物理的な距離の話ではありません

距離だけだと
相手との物理的な数値のことですが
「距離」に「感」がくっつくと
そんな単純な話ではなくなります

つまり
相手との物理的な距離を
どう感じるかとなります

よくパーソナルスぺースと言いますが
そのパーソナルスペースも
相手との関係に影響されます

つまり
その距離と距離感は
決して一定ではないということです
程よい距離感を作ることが
最大のポイントです

では
程よい距離感を
どのように創るかです

日々の暮らしの中で起きる
感情や出来事や関係性によって
常に絶えず変化するものです

たとえ親しくても
この距離感は一筋縄にはいきません

これまで
人と認知症と向き合うための基本アプローチを
丁寧に実践してみると
この”距離感”を
感じられる感性に気づくでしょう

関係の変化を感じながら
丁寧に距離を縮めていき
会話の中に活かして
観てゆくことです

要は
この距離感を感じられる
感性を持つことです
このことは
CAREとケアにとって
とても大事なことです

ぜひ、試してガッテン!

今回で
人と認知症と向き合うための
基本アプローチ七ヶ条は終わりです

これまで読んでいただき
本当にありがとうございました

何かのお役に立てれば幸いです^ ^

Nao

07:07 | 記事 nao [コメント:0]

【人と認知症と向き合うための基本アプローチ 七ヶ条 その六】

2019年03月16日 | 未分類

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その六
「リアクションは大きく」

芸人の出川哲朗さんのように
やりましょうとは言わないですが
そのくらいの勢いは大切です

ユーモアは
ほんと大事です
なによりもと言っても
過言ではありません

自分が誰かと話している時
少し大きめの
リアクションが返ってくると
ちょっと嬉しかったり
何より印象に残ります

そこまで大きくやらなくても
返事をする(少し歯切れよく)
相槌を打つ(少し弾むように)
相手の目を見て話を聞く(少し前のめりに)

これだけでも、ぜんぜん相手の感じ方は変わります

僕たちの仕事は
理念や技術や技法
さらにはアセスメントやケアプランなどに
焦点が当たりやすいですが
本当はそれ以前の
人間と人間の繋がりにとって
大事な何かがあると感じています

それは気持ちです
“信頼の繋がり“にとって
自らの所作を
何を以って
何を優先しなければならないか

どちらかと言うと
うまくいくケアばかりに気を取られ
人や自分の気持ちをどこかに置き去りにしてしまいがちです

その第一歩が
お互いに良い印象を
与え合うことです
そのために有効な手立てとして
少し大袈裟なリアクションが
お互いの良好な人間関係を
サポートしてくれます

これ必須っす

09:43 | 記事 nao [コメント:0]

【人と認知症と向き合うための基本アプローチ 七ヶ条 その五】

2019年03月15日 | 未分類

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その五
「称賛・ほめ称えるようにほめる」

“ほめる”ことはいいことだ
と聞きます
人から褒められると
嬉しいしとても気持ちがいいものです

この”ほめる“
別な言い方をすると
”しょうさん“があります
この”しょうさん“も
漢字にすると
いろいろとみえてきます

”称賛“と”賞賛“です

”称賛“を
簡単に説明すると
相手の言動を
”言葉“でほめることです

”賞賛“は
相手の言動を
”ほうび“を以ってほめることです

一般的な”褒める“は
どちらかと言うと
”褒美“を与える
”賞“を与えるという意の流れで
”賞賛“がよく使われているようです

僕が基本アプローチとして
感じていることは
言葉を用いた”称賛“の方です

“ほめる”は
やはり褒美を与えるという印象から
目上から目下へという
印象を受けます

例えば
部下から上司へ
「よくできました」
とは言わないだろうし
言えたとしても
お互いの関係によります

「よくできました」を
別な言い方をすると
「凄いですね」「流石ですね」
となるでしょう

これが基本アプローチの
”称賛“です
この違い解ります?

”よくできました“は
どちらかと言うと
出来事が上手くいった事に対しての”ほめる“という印象ですが

”凄いです“”流石です“は
上手くいった出来事を
行った人物に対しての
”ほめる“という印象です

つまり何度も申し上げますが
僕の言う”ほめる“とは
称え、称賛することを言います

ただし心にもないことを言うと
顔や態度に出ますから
気をつけて下さいね
と言うか
心にもないことは
言わなくていいです

まずは試して観て下さい
これ徹底的にやると
人間関係の改善は
間違いありません

Nao

08:05 | 記事 nao [コメント:0]

【人と認知症と向き合うための基本アプローチ 七ヶ条 その四】

2019年03月14日 | 未分類

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その四
「相談事を持ちかける」

簡単に言うとですね
お願い上手
お頼み上手
そそり上手
ヤラセ上手ってことです

あまりいい言葉じゃないような
気もしますが
とにかく相手の自尊心を
くすぐることをおすすめします

例えば
味噌汁のお味噌の量を
わざとに聞いてみるとか
味噌汁を少量小皿に盛って
味見してもらうとか
暮らしの中での
色んな知恵袋を
刺激するという意味で
相談事を持ちかけるんです

ただ闇雲に聞くのではなくて
基本のアセスメントをした上での
挑みです

決して個人的な人生相談を
持ちかけることでもありませんよ(笑)

つまり
日常の生活の出来事で
相談事を持ちかけるように
相手の自尊心に委ねてみる

人間は
知っている
解っていることよりも
知らない
解らないことの方が
圧倒的に多いのです

時には全面的に
相手に委ねきってしまうのもあり

人間は
なんか頼られたり
頼まれたりすると
気持ちがいいもの

ただし
知っていたり
解っていたりしても
やりたくないとか
そんな心情が働く時もありますから
単純にできる・できないだけの
判断はしない方がいいです

ここが結構僕らの仕事の
やりがいを感じられるところです
まずはやって観ておくんなまし

間違ってはいけないのは
相手の自尊心を高めるのが
目的なのに
自分の自尊心や安全安心が
最優先になっちゃわないように

それは
ただ「ありがとう」
と言われたいからするとか
ただ「感謝されたい」
ことが第一の目的になっちゃうと
同じようなことをしていても
まったく違いますから

相手の自尊心が高まって
豊かな暮らしを
送ることができるように支援することが
僕たちの喜びになるといいっすね

Nao

06:31 | 記事 nao [コメント:2]

【人と認知症と向き合うための基本アプローチ 七ヶ条 その三】

2019年03月13日 | 未分類

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その三
「相手に応じる」

これは、文字通り相手の言動に
応じるってことです

僕なりに考えたのですが
応じ方にはふた通りあって
ひとつは“反応”
もうひとつは“応答”です

反応は
どちらかと言うと
本能的、反射的に応じる姿

調べると
生体が、刺激を受けた結果として変化や活動を起こすこと
二種以上の物質の間に化学的変化が起こること

とありました

応答は
結果を予測して応じる姿

調べると
問いや話しかけに答えること
うけこたえ

とありました

その三は
“応答”を意識した姿が
いいのではというオススメです

例えば相手の言動に対して
「はい」
「へ~」
「うん、うん」
「わかります」
「そうです」
「大変です ね」
「いいですね」などなど
相手が言ったことに対して
ひたすら共振します

場合によっては
相手の言った言葉を
繰り返すことで
相手は自分と繋がっていることを
体感するでしょう

とにかく相手に応じること
一般的には
「共感」と言うのでしょうが
これは「共感」とは少し違います

人間はそう簡単に共感などできません
人間は実際には
まったく感性が異なりますから
人それぞれなのです

まずは「実際に応じる」のです
ただ無心にひたすら応じることで
繋がりの意識が
芽生えてくると思いますよ

あとは流れに身を任せてみましょう
ここでもそれぞれの“みる”でみて下さい

みなさん
騙されたと思って
騙されてみて下さい

Nao

07:02 | 記事 nao [コメント:0]

【人と認知症と向き合うための基本アプローチ 七ヶ条 その二】

2019年03月12日 | 未分類

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その二
「繋がるきっかけを投げかけてみる」

初対面で人と相対する
ということは
人によっては大変緊張しますし
話をするとなると
結構勇気がいりますね

そこで簡単に相手と繋がる術を
ひとつご紹介します
それは皆さんが
無意識にいつもしていることです

当たり前すぎて
あまり軽くみられていますが
とっても大切な術です

朝初めて相手とあった時
日中お知り合いに出逢った時
相手に何か手伝ってもらった時
一日の仕事を終えて帰る時
家から出かける時
家に帰って来た時
ご飯を食べる時や食べ終わった時
そんな時に皆さんはどうしますか?

そうです“挨拶”です
なぁ〜んだだったでしょ(笑)
でもこの“挨拶”が
僕たち日本人にとって
とても大切な文化でもあります

そして
“挨拶”を意識して使うには
コツがあります

それは
相手の反応を待つのではなくて
自分から投げかけてみるのです

さらに専門職として大事な視点が
投げかけてみるの“みる”の部分です

これはそれぞれの専門性や立場によって異なります。
この“みる”ですが、ひらがなです
この“みる”を、私たちの仕事に直接的に関連する漢字の“みる”を探してみました

すると
見る・観る・看る・視る・診るの
五つの“みる”がありました

もうお解りかと思いますが
ただ“挨拶”を投げかけるのではなく
投げかけたあと
それぞれの専門性の“みる”で
“みる”ことが大事です

ちなみに
この“みる”の話は
また別立てで
後日投稿しますので読んで下さい

で、この“挨拶”が基本です
つまり
その一で紹介した
“丁寧にかかわる”を具現化した姿です

そうすると
否応なく人との繋がりを
体験することになりますし
彼らの様子に関心が寄せられます

安心して下さい
以外といい反応が
還ってくるものです

日本人にとって“挨拶”は
武士道の文化と歴史
礼儀礼節(礼に始まり礼に終わる)
から脈々と流れています

初対面の場合なんかは
相当緊張していますから
どう話しかけよう
なんて人もいるでしょうね

“挨拶”はアセスメントの基本
きっかけと繋がりを経験をすることを
おすすめします

まずは笑いかけてみることから
始めてみませんか
人間って結構平和な生き物です

これはどんな人間関係でも
基本使えますから
やってみてご覧なまし(笑)

Nao

06:13 | 記事 nao [コメント:0]

【人と認知症と向き合うための基本アプローチ 七ヶ条】

2019年03月11日 | 未分類

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もうかれこれ
この業界にお世話になって
30年になります

なぜかず〜っと
人と認知症と
向き合ってきました

その中で
僕が基本として
感じ、語り、行ってきたことがあります

それらをまとめたものが
『人と認知症と向き合うための基本アプローチ 七ヶ条』です

アウルのホームページに
アップしてありますので
もしよろしかったら
何かの参考にしていただけると
幸いです

今日からその七ヶ条を
ご紹介させていただこうと思います

その一
「礼儀正しく相手を敬う」

基本は
“礼儀礼節を保つ”ということ
別な表現をすると
“丁寧に相手を大事に思う”
ということです

相手を敬う気持ちは伝わります
逆に相手を軽視した心持ちでいると
それは自身の所作に現れ
残念な形で伝わってしまいます

“礼儀礼節”という
堅苦しい表現よりも
“丁寧にかかわる”と表現した方が
相手の懐に入りやすいと思います

日々生活を共にしていると
つい親しくなりがちです
「親しき中にも礼儀あり」
ということわざがあるように
どんなに親しい中であっても
相手を丁寧に敬い想う気持ちが
お互いの信頼関係を結ぶことに
繋がりますし
その関係は良好に継続するでしょう

Nao

08:22 | 記事 nao [コメント:0]

【生きてゆく創造に役立てる】

2019年03月10日 | 未分類

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支援の本質は、人として生きてきた姿が尊ばれ、生きている姿に関心が向けられ、生きていく姿そのものの創造に役立てること

人は常に何かと繋がっています
繋がっていることで
さまざまな関係と
自分とのバランスを保っています

まずは
人の繋がりを
気にかけることです
それがCAREの意味です

私たちの仕事の本質は
“信頼”があってこそ
信頼を感じられる
専門職が傍にいることで
暮らしを楽しむことに繋がります

これまでは
“認知症の人”として
認知症を通して
一括りに捉える文化でしたか

これからは
“人”と“認知症”として
それぞれに捉える文化へ
意識の変容が大事だと感じています

人として生きてきた姿が尊ばれ
生きている姿に関心が向けられ
生きてゆく姿そのものの創造に
役立てることが

これまでも
これからも
今この瞬間も
人と認知症にとって
大切な僕の哲学です

Nao

10:45 | 記事 nao [コメント:0]